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photo by Thomas Galvez

 

 

こんにちは。今日は英検を別室受験する流れについて解説します。

 

ありがたいことに、英検には、様々な障がいや事情を抱える受験者が公平に受験できるような制度があるんです。

 

私は、2年ほど前の大学受験期にパニック障害・自律神経失調症と診断され、今では薬の助けも借りながら、日常生活は支障なく送ることができています。しかし、受験期のストレスやトラウマもあり、試験などの非日常で緊張する環境では過呼吸になってしまうことがしばしばあるため、今回の受験では配慮申請を提出しました。

 

では、実際に私が配慮申請をし、別室で優先的に英検受験をした流れの解説に入ります。

 

1. 受験上の配慮申請の要項を確認

 

英検公式HPで、「障がい等のある方への受験上の配慮について」というページを参照してください。試験毎に、配慮申請の具体的な申込期限や詳細が書かれたPDFが更新されていますので、案内のページが受験する回の情報なのか確認してください。

 

参考に、2021年第1回の情報が書かれたリンクを貼っておきます。

 

2. 病院で診断書を入手する

 

配慮申請の提出の際には、障害者手帳、診断書、またはその両方の添付が必要です。

 

基本的に、障害者手帳を持っている人は「氏名、障害名、障害等級、発行自治体、交付日」が確認できる画像データの提出が必要です。障害者手帳を持っていない人は、1年以内に発行された医師による診断書または状況報告書の画像データを提出します。障害者手帳を持っている人でも、筆談や発話への配慮が必要な場合は障害者手帳と診断書または状況報告書の両方の提出を求められます。

 

私の場合は別室での受験を希望したので、診断書のみを提出しました。診断書にも必要項目がありますので、公式HPで事前に確認してください。

 

病院で診断書を書いてもらう場合、病院や医師によりますが、受診当日に診断書を入手できないこともありますので、早めに相談・入手するのが吉です。病院の予約の際に診断書を書いてもらいたい旨を伝えておくとスムーズです。

 

3. 受験申込・受験上の配慮申請の提出

 

必要書類が揃ったら、受験申込・受験上の配慮申請の提出をしましょう。英検の受験申し込みと配慮申請はそれぞれ行う必要があることに注意してください。また、締切は一般的な英検の申込受付期間より1週間前倒しされています。

 

通常通りに英検受験の申し込みをし、「実用英語技能検定 受験上の配慮申請フォーム」というページから、必要事項を入力していきます。フォームの最後に、障害者手帳、診断書、またはその両方の写真(jpg.形式)のアップロードをします。

 

4. 一次受験票・受付提示用の手紙の受け取り

 

試験6日前までに、申し込み時に入力した住所宛に英検協会からハガキ(受験票)と封筒(受付提示用の手紙)が送付されます。受験票で当日の受験会場と集合時間が、受付提示用の手紙で配慮の内容が、それぞれ確認できます。

 

配慮申請を提出した場合、配慮の対応が可能な会場が用意されますので、希望受験から少し離れた場所になることもあります。

 

5. 一次受験当日

 

受験票に書かれた集合時間に間に合うよう、受験会場に向かいます。受験票に証明写真が貼ってあること、筆記用具と時計を持っていることを確認してから家を出ましょう。

 

会場の前にはスタッフの方がいらっしゃるので、受験票と受付提示用の手紙を見せます。配慮申請を提出した受験者は他の受験者の列に並ばず、スタッフの案内を受けて優先的に受付・教室に向かうことができます。

 

稀に、配慮申請について詳しくないスタッフの方もいますが、他のスタッフに尋ねるか、事情を申し出て、他の受験者に流されて待機列に並ばないようにしましょう。

 

体験談として、私は配慮申請者のみの特別会場にて受験することができたので、スムーズに案内していただきました。特別会場で受験することに関しては、受験票には特に何も書かれていなかったので、当日現地で知りました。それぞれの申請内容によって教室が分けられており、私は試験官の方と1対1だったため、周りのプレッシャーを感じることなく受験することができました。長時間の試験ですので、リスニングの最後あたりで軽く過呼吸になりましたが、深呼吸をしながら無事に試験を受け切ることができました。

 

6. 二次試験当日

 

一次試験に合格したら、次は二次試験です。一次試験の際と同じで、試験6日前までに、二次受験票と受付提示用の手紙が送付されます。二次受験票は一次試験のスコア表から切り取る形になっています。

 

私の場合、一次試験は優先受験者のみの会場でしたが、二次受験は優先受験対応の会場で、一般受験者と同じ会場でした。ここでも、会場前で受付提示用の手紙をスタッフに提示します。待機列や待機教室には入らず、直接面接教室の前まで連れて行っていただきました。渡された面接カード(面接開始時に面接官に渡す、スコアがマークされる紙)に、優先受験を示すカードがホチキス留めされていました。試験開始と同時に1番に受験がスタートし、早々に帰宅することができました。おかげ様でパニックの症状も出ずに無事に試験を終わらせることができました。

 

 

いかがでしたか?試験上の配慮、特に別室受験が必要な受験者の方にこの記事が役に立てば嬉しいです。申請上の不明点は英検協会に直接尋ねることをおすすめしますが、試験の雰囲気等他にも知りたいことがあれば、コメントもしくはTwitterにリプライ/ DMしていただければお答えします!

 

最後に、パニック障害や自律神経失調症などの方にとって試験を受けることは特にストレスで、非常に体力を使いますが、配慮申請をして少しでも快適に受験できることを祈っております!

 

 

 

 

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